「調子が良い」「疲れている」── その感覚は、本当に正確でしょうか。改善のすべては、現在地を知ることから始まります。
感覚は、巧妙に嘘をつく
人の主観は、その日の気分や直前の出来事に簡単に左右されます。慢性的な疲労に慣れてしまえば、それを「普通」と感じる。逆に、一時的な高揚を「絶好調」と勘違いする。感覚だけを頼りにすると、本当の変化を見逃します。
だからこそ「測る」。睡眠、心拍、動作、回復 ── これらを数値で捉えることで、はじめて主観のバイアスから自由になれます。
測れないものは、改善できない。現在地が分からなければ、進む方向も決められない。
2つのものさしで見る
CORE STILL では、数値を2つの軸で読み解きます。ひとつは「標準(Norm)」── 年齢や性別の平均と比べて今どこにいるか。もうひとつは「基準(Baseline)」── 過去の自分と比べて、上がっているか下がっているか。
- 標準と比べる:客観的な現在地が分かる
- 過去と比べる:変化の方向と速さが分かる
他人と比べるだけでは焦りを生み、過去と比べるだけでは独りよがりになる。両方を見ることで、評価は初めて意味を持ちます。
測ることは、急かすためではない
数値化の目的は、ランキングで競わせることでも、自分を追い込むことでもありません。正しい順序で、正しく整えるためです。土台が崩れていれば、まずそこから。データは、その判断を支える地図にすぎません。
経営者であれアスリートであれ、最初の一歩は同じ ── 自分の現在地を、正確に知ること。そこからすべてが始まります。
本記事は一般的な情報提供を目的としており、医療上の助言に代わるものではありません。